秋田でのんびりわくわく保養プロジェクト!2023夏
秋田でのんびりわくわく保養プロジェクト!2017夏
秋田でのんびりわくわく保養プロジェクト!2016夏
秋田でのんびりわくわく保養プロジェクト!2016春
秋田でのんびりわくわく保養プロジェクト!2015夏
秋田でのんびりわくわく保養プロジェクト!2015春
秋田でのんびりわくわく保養プロジェクト!2014冬
ここでは保養の様子をご紹介しています
秋田でのんびりわくわく保養プロジェクト!2014夏
主な活動
農業体験・サイクリング教室・BBQ・ポニーランド・トレッキング・小川遊び・交流キャンプ
アイスクリーム作り・カヌー体験・焼き芋体験・海水浴・釣り・りズム遊び・肝試し・ママたちの被ばく対策学習会・工作etc・・・
秋田でのんびりわくわく保養プロジェクト!2014春 ★お寺に泊まろう★
2014年3月27日~4月1日
27日 山形県酒田市観光
海向寺ミイラ拝観
日和山公園で鬼ごっこ
雲照寺さん参拝
秋田県にかほ市象潟町 浄専寺ホームステイ
28日 南由利原青少年旅行村スノーモビルランド
土田牧場見学
29日 真宗大谷派 奥羽教区 宗祖親鸞聖人750回御遠忌 参拝
会場:能代市文化会館
30日 雨天のため、サッカー交流中止
紙粘土アクセサリー作り/お念珠作り/沖縄ミサンガ作り
ピザ作り
31日 フェライトこども科学館見学
道の駅で買い物
紙粘土工作の仕上げ
海岸で貝拾い
プール
1日 帰宅
秋田でのんびりわくわく保養プロジェクト!2013冬 ★祝!卒業
2013年12月25日~29日
25日 山形県酒田市観光
海向寺ミイラ拝観
スワンスケート場
にかほ市象潟町 浄専寺ホームステイ
26日 横手市金沢本町桂徳寺ホームステイ
後三年スキー場で雪遊び
卒業祝いパーティ きりたんぽ鍋
卒業記念品贈呈
27日 桂徳寺さんでかまくら作り
ボーリング対決
浄専寺ホームステイ
28日 スケート
29日 解散
秋田でのんびりわくわく保養プロジェクト2013夏
7/27~8/2 海ステージ にかほ市象潟町 小砂川海岸 清水屋旅館
主なプログラム
・小砂川夏祭り(地域交流)
・海水浴
・海辺の自然学校(シュノ―ケリング・カヤック・バナナボート)
・釣り
・体育館遊び
・ウェルカムBBQ
・花火
・お念数珠作り etc
写真 関口洋美 他
8/2~8/7 里山ステージ 大仙市太田町 奥羽山荘 モリボの里
主なプログラム
・ネイチャーゲーム
・モリボの里フリータイム
・わらび座『ブッタ』観劇
・森林工芸作り
・ママたちの被ばく対策学習会 講師石丸偉丈氏
講題『原発事故後の今を、より深く生きる』
・わらび座「ソーラン節」踊り体験教室
・キャンドルファイヤー作り
・炊き出し
・ライブイベント
・リレートーク etc
写真 関口洋美 他
秋田でのんびりわくわく保養プロジェクト!2013春 お寺に泊まろう!
保養1日目
保養2日目
保養3日目
保養4日目
保養5日目
保養6日目
秋田でのんびりわくわく保養プロジェクト!2012夏
2012年8月1日~11日まで、秋田県にかほ市象潟町と横手市大森町にて、福島のこどもたちのリフレッシュと被ばく対策支援として、一時保養キャンプを開催しました。
前半の象潟では海遊びを、後半の大森では山遊びをメインに過ごしました。
こどもたちのキラキラ輝く笑顔を、これからも大事に守っていきたいです!
少しばかりですが、保養の様子をお届けします。
いよいよ始まります!
来た~! 福島の親子たち、秋田に到着
みんなで初めての夕食です。
メニューはカレーライスo(^▽^)o
象潟のおばちゃんたちが作ってくれました!
にかほ市で活躍中のマジシャン、ユリさんがこどもたちの為にマジックを披露しに来てくれました!
こどもたちはタネ明かしに真剣でした~(^_^;)
健康相談会
ボランティアで内科の先生と歯科の先生が健康相談会を開いてくれました。
お口の中って、色んなことがわかるんですって!
放射能に負けないためにも日々の生活から考えていかねばなりません。
虫歯の状況などで、生活の仕方が分かるようですo(^▽^)o
海あそび
午後から待ちに待った海遊び!
象潟の海は遠浅で海水も綺麗だし、こどもたちの海水浴には最適です。
笑い声が今にも聞こえてきそう(^0^))
ずっと楽しみにしてたお砂遊び(*゚▽゚*)
福島では出来ないんだ・・。
ここでは何を触っても注意されない。
こどもたちもママたちもそれが一番嬉しいこと。
あきた海辺の自然学校 シュノーケリング編
あきた海辺の自然学校 シーカヤック編
あきた海辺の自然学校 流しそうめん編
BBQウェルカムパーティー 地元の人たちとの交流会
夕涼み 夕日がキレイだった・・。
花火
夏祭り
被ばく対策学習会
福島こども保養基金では、こどもたちのリフレッシュ対策は勿論のことですが、親御さんたちのサポート活動も課題にしています。
こどもを守る親たちが非日常化してしまった生活に疲れきって、折れそうな状態だという現地からの声があったからです。
保養では、日ごろ追われている家事や仕事、放射能への不安等から解放されて、ゆっくり過ごしてもらうことと同時に、福島で生活しながらも可能なこどもたちの被ばく対策ということを、共に模索したいという願いから、講師:河田昌東氏 「チェルノブイリ救援・中部」理事をお招きして学習会&相談会を開催しました。
河田先生は忙しい中、2泊3日もお付き合いくださり、丁寧に温かく相談に乗ってくださいました。
ママさんたちは、連日の海遊び付き添いで疲れているのにも関わらず、真剣に耳を傾け、質問もたくさん出ました。
会は、予想していた時間を遥かに超え、実に二時間半以上にも及びました。
その間のこどもたちの様子が心配でしたが、状況を分かってどうか(?)良い子にして自分たちで遊んでくれ、ママたちはゆっくり学習会に集中できました。
こどもたちよ、ありがとう! ママたちよ、ありがとう!
そして、河田先生、本当にありがとうございました!
河田先生の講義内容を知りたい方はお問い合わせください。
yorizoo202@isis.ocn.ne.jp
お寺体験
お誕生日会 保養中に3人のこどもがお誕生日を迎えました♪
市街観光 フェライト科学館見学
前半の象潟での保養が終わりました! 次なる保養地、横手へ
横手での様子は後日UPします。。。
「のびのびあそぼう!!青森県」
福島学童保養を受け入れる有志の会によって、2011年12月23日~29日まで、青森県を会場に福島の親子22人が短期保養をしました。
僧侶メイトである、福島県で市民測定室を運営しているNPO法人「TEAM二本松」の理事長から、短期保養の重要性を聞き、「受け入れをしてほしい」と呼びかけられたことがきっかけとなり、青森・秋田の僧侶たちと医療従事者が協力しあい、「福島学童保養を受け入れる有志の会」として、青森県五所川原市「梵珠少年自然の家」に四泊五日、青森県弘前市「星と森のロマントピア」に二泊三日の計6泊7日の短期保養受け入れをしました。
この保養企画に関わった秋田県の僧侶たちが、短期保養の重要性や意味を感じ、非汚染地域である「秋田」を保養地とし、持続的な被曝対策支援をしたいと考え、「福島こども保養基金」は発足しました。
ここでは青森保養でのレポートをお届けします!
福島親子は23日、夜6時に青森県五所川原市の「梵珠少年自然の家」に到着しました。その日は食事を取ってお風呂に入ってもらい休んでもらいました。
翌日24日の午前中から自己紹介兼ねてのオリエンテーション。
みんなきちんと挨拶できましたね~。七日間よろしくね。
12月24日はこどもたちにとって大好きなクリスマス!
坊さんの集まりではありますが、少しでもこどもたちに喜んでほしいと思い、坊主deサンタのパーティーをしました。
もし、ここに「福島こども保養基金」の岡田夫妻が(牧師さん)いてくれたら、ほんまもんのクリスマスになったんだろうな~。
学校では体育館は決まった時間しか使えません。いつでも好きなだけ使えるココ、「梵珠少年自然の家」はこどもたちにとって最高だったようです。
これでもか!というくらい、ず~っとバスケやらサッカーやらをしていました。
終いには、ママたちも参戦してバスケットボール大会に熱く燃えたのでした・・。
「梵珠少年自然の家」の体験学習、フォトフレーム作りをしました!
夢中になって作成する子や、飽きちゃってスタッフに作らせようとする子や、みな様々で面白かったです。
福島では「雪に触っちゃだめ」と言われているこどもたち。
青森では、福島キッズを待っていたかのように、23日から雪が降りました。
例年の数倍の積雪量だったそうです。雪の中をチューブそりで滑ったり、雪合戦、かまくら作りもしました。こどもたちのパワーに圧倒された大人たちは「ヒ~ヒ~」言いながら一緒にあそびました。
スタッフが少なくて、雪遊びの写真をほとんど撮れなかったことが悔やまれます・・。
この日はママたちのお楽しみ会。
お念珠作りの上手な、こども保養の桂川君が自前の念珠作りセットを持って
遊びに来てくれました。始めに「お念珠の意味」や「煩悩について」のミニ法話をしてもらってから作業に入りました。
大舘のお坊さんが貸してくれた懐かしいおもちゃやゲームで団らん中。
みかんの皮を剥きながらオセロをしているリク君、なんか、妙に可愛いです。
こどもだけで参加してくれた子たちのお部屋です。
スタッフのユウくんと仲良くお風呂へ行くところ。ママが居ないのに、ちゃんと自分のことは自分でやってくれました。
ママが居ると甘えるけど、居ないとそれなりにやるのかもしれませんね。
五所川原市街観光を終えて、着いた先は、弘前市にある宿泊施設「星と森のロマントピア」。スキー場も温水プールも温泉もある豪華なホテルに二泊しました。
ごちそういっぱいのお膳にみんな夢中!
青森保養、最後の夜は、この企画を支えてくれた青森・秋田の方たちも出席して、打ち上げ会をしました。三人でワインをいただきながら、熱く脱原発について語っているようですね~。
右から二番目の赤いボーダーのお姉さんは歯科女医さんです。
ずっと原発や放射能について勉強されてきた方で、今回、ママたちの為の「放射能学習会」の講師をしてくださりました。
学習会の後には座談会も開き、地元では口に出せない溜まった思いをそれぞれが語てくれました。
県外の私たちが現地の生の声に出会い、何ができるのかを考えていく良い機会にもなったと思うので、こういった会を今後もちゃんと保養プログラムに入れて、秋田と福島を繋ぐ仕事ができたらいいです。こういった様々な人たちの支援や応援があって保養は実現できます。
さあ、6泊7日の保養もあっという間に終わって、そろそろお別れだね~。
ママたちはここで泣きながら抱き合っていました。
長く続く放射能との生活に対して「何とか頑張って生き抜こう」と励ましあっているように見えました。福島県のママたちにとって、現地で生きる上での悩みや課題を共有しあえる友達との出会いは大切です。そういった場作りも短期保養では重要な意味を持ちます。
名残惜しいね。こどもたちは仲良くなったお友達とプレゼント交換やお手紙を渡していました。
やっと、着いた~。
お疲れ様でした。参加してくれてありがとう。
出会えて良かった!また会おうね!元気でね。(涙)
参加者の方からの感想をご紹介します。
✱福島から参加された方
同じ県内でも、放射線値と個々人の感覚の違いによる温度差があるため、「放射能についての不安や疑問」を安易に口にできない状況があります。
私が保養に参加した理由は、子供への放射線の影響をいくらかでも減らしたいということと、そのような閉塞感から脱出したいということからでした。
初めて保養に参加しましたが、印象的だったのは、参加した母親同士の「感覚の共通点と共有」にとても救われたことでした。
子供を守ることはもちろんですが、その子供の母親の心を支援することも、とても大切なことだと実感したひと時でした。
保養を通じて「つながり」や「安心感」を体験できたことに、何より感謝しています。また参加したいと思います。
(福島県玉川村・添田幹さん)
✱秋田から参加したスタッフ
2日間、僕に与えられた指令は「とにかく子どもたちと遊べ!」(笑)。あいにく外は吹雪で雪にあんまり慣れていない子どもたちは始めこそ消極的だったが、だんだんそり遊びやかまくら作りと自分たちで遊びを考え、ああしよう、こうしようと言い合いながら遊んでいる姿が何より微笑ましく、印象に残っている。
「土を触ったらダメ」、「公園で遊んだらダメ」、「湧き水は飲んじゃダメ」、そんなこと親たちは言いたくないのに我が子に言わざるを得ないのが今の福島の状況。子どもたちの日常を想像しただけで悲しくなる。一週間という短い期間であっても、そんな環境から開放されることは、どんなに子どもたちにとってのストレス発散になり心身のリフレッシュになるだろう。
避難したくても避難できない家族が福島にはたくさんいる。そんな家族が福島で生きていくためにとても大切な取り組みではと思いました。
(秋田県横手市・桂川正見さん)
✱青森から参加したスタッフ
この保養企画は弘前市内の寺院関係者、歯科医師、学生ボランティア、そして、支援金を頂いた有縁の賛同者のご協力で行うことが出来ました。
保養の目的は、屋外などで思うように遊ぶことが出来ない子供たちに遊んでもらうことはもちろん、お母さん達にも日頃の苦悩や、話したいけど話せない本音などを言える場を作る目的もありました。お母さん達のお話を通して感じたことは、実情は過酷であり、先が見えない不安や危険に子供をどう守ったらいいのか・・・、事態は深刻であるということです。
そんな中、雪遊び、体育館での球技などで子供達は喜々と遊び、あらためて、これが本来の子供の姿なのだと思いました。期間中は放射能についての学習会や座談会も行いましたが、人間の智慧が生み出した恐ろしきものを、今まで見過ごしてきたという愚かさを自問しました。
計画の段階から多くの人にご協力いただき、また大変な面もありました。しかし、最終日のお母さんたちがお互い抱き合い励ましあっている様子をみて、自己満足かもしれませんが、この度の保養は意義のある大切な期間をお互いに過ごしてもらったと思います。
そして、規模の大小は問わず、各地で保養受け入れの団体が永劫に亘って活動し、福島の皆さんに寄添っていくことを願います。
(青森県弘前市・下間正博さん)